オトハル塾 『オトハル世代の<ワタシのカラダのトリセツ講座>』(初級編)を開催しました(3)
今回のオトハル塾は、私もこういったことをするのが初めてだということもありまして、あちこち話が飛んでしまったり、思いついたことを話したりと、まとまりながなかったかなと反省しています。
プロの方に教える時は、逆にあちこち飛んだ方のがそのときどきに必要な話も出やすいのでそれはそれでいいことも多いのですが、一般の方にお伝えする時は、無駄やムラがないようにもう少し体系づけていく教え方も必要ですよね。
と、そんな焦りながらの講義でしたが、あっという間に2時間強の時間が過ぎまして、続く懇親会へ。
“続く懇親会へ”と書きましたが、実際には境目がないまま突入した感じでありました。
懇親会では、わたしの実家の和菓子を召し上がっていただきながら交流し、わたしは参加者一人一人の脉診をして、より的確なツボをお伝えするということをしました。体質の分類である程度使えるツボを選択できても、もう少しオーダーメードで使えるツボを選んであげたいもの・・・そんな願いから、そして、それほど大きくない会ですから、こういったより密接な交流も大切だと思い、予定通り脉診をしました。
短時間で脉診をしてツボをお伝えする、わたしは当初そんなにたいへんなことではないと思っていたのですが、これがけっこうたいへんなことでありました。というのも、やはり人によって体調も異なりますし、簡便なものだと思っていても、やはりそこは治療家としての血が騒ぐと言いますか、中途半端なもので帰すわけにはいきませんので、自ずと真剣度も上がります。
脉診をし、そして的確なツボをアドバイス。
参加者のツボを押しますと、「痛い!」とおっしゃる方も。
わたしの方は軽く押しているだけなのですが、欲しているツボはそんな刺激でもいたがる者なのです。
参加された方の中には、その場で身体が変わった方もおりまして、ツボの威力を実感していただけたようです。
以上のように、さながら“脉診マラソン”のようになりました。
かなりエネルギーを使ったのか、終わった後は少々疲れましたが、心地よい疲れでありました。わたしにとりましても、短時間で脉診をし、ツボを選択するというのは、「診断即治療」という東洋医学の極意を磨く良い機会になったように思います。
また機会を作ってオトハル塾とのコラボレーションをしたいと思っていますので、その時はどうぞよろしくご参加くださいませ。
こういった講義でどんなことを知りたいのか、普段からネタを集めておくことも必要なので、何かありましたらメールなどでお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします。